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地球再生計画コラム
日本人の食生活が危ない!


 「不飽和脂肪酸」が常温で溶けている脂肪であるのに対し、動物性の脂肪に含まれる「飽和脂肪酸」は、水素をこれ以上受けつけない脂肪で、常温で固まるので、とりすぎると血管の壁にたまってしまう。それが血流を悪くし、高血圧や心筋梗塞などを招くことになる。肉より魚が良いゆえんである。
 しかし、動物性脂肪をとらざるを得ない食事の組み合わせは、米を主食とする日本からではなく、米のできないヨーロッパから必然的に生じてきた。
 食養法の研究家である幕内秀夫氏は、「粗食のすすめ」(東洋経済新報社)で、ヨーロッパの食生活で肉類や乳製品が主食に対して大きいウエイトを占める理由として、寒くて降雨量が少ない気候条件が米ではなく、麦をつくるのに適していることをあげている。ところが、連作障害(水田のように水の浄化力や養分補給などのない畑で毎年同じ穀物をつくると病原菌や虫にやられたり、地力が弱ってくること)を起こす麦に主食の安定供給は無理なので、いきおい腹一杯パンを食べられない代わりに肉類を食べざるを得ないのである。
 アザラシや白熊ばかり食べている北極のイヌイットやサツマイモばかり食べているパプアニューギニアの住民の例が紹介され、それでも彼らが病弱であると開いたことはないから、やはり「風土に合ったFOOD」を食べるべきであるという。これはマクロビオティック(玄米正食)の基本思想である「身土不二」の考えである。
 そういう意味で日本人と日本の風土に合った食糧が米であることは否定できない。だが、それ以上に米が地球上でも最高の主食としての価値を持つものだということに、日本人が気づく必要があるし、もっと世界中の人々にこのことを知らせていかなくてはならないのだ。
 もともと「秋津島」あるいは「婿鈴島」という日本の古名は、トンボからきており、水田で育つアキアカネ(赤トンボ)は、稲作が九州から近畿、関東へと伝わるにつれ、増えていった。山から下りてきたアキアカネの大群は水田で産卵する。春の水入れから秋の水落ちまで、稲の発育から刈り入れまでの一年の水田のサイクルとアキアカネの一生は重なる。農薬が使用されるまでは、日本のイメージは水田にアキアカネが舞い、黄金色に実った稲穂が垂れる豊饒なる稲作の国だったのである。


 ただ、ここで注意を要するのは、あくまで図に示された数値は、従来の日本の典型的な食のスタイルが今も存続していることを前提にしているということだ。あなたが日本人であるからこのスタイルにった食生活をしていて、健康に関して心配はいらないという意味ではもちろんない。
 コンビニエンスストアで売っている食品のほとんどは、野菜や魚や豆腐など素材を組み合わせて調理するためのものではない。熱エネルギーさえ加えればすぐにでも口に入る「半完成品」ともいえるものか、そのまま食べられるものだ。清涼飲料類も迷うほど種類が多い。
 そういうものを食していると、わざわざ御飯を炊いて食べる機会がなくなる。深夜でも明るいコンビニのドアがチャイムの音とともに開く。若者、通勤帰りのサラリーマン、OLなどが一人ずつ入ってきて、雑誌を立ち読みし、手っとり早く口に入る食べものを買って出ていく。深夜帰宅して、一人個室にこもり、買ったものの包装を解き、テレビでも見ながら空腹をしのいでいるさまが目に浮かぶ。空腹というよりただの口淋しさをまざらわすための間食だったりもする。そして明日の朝、急いで食べて家を出るのに、前の晩の乳製品や飲み物やパンを買っていく人がいる。
 栄養なんてないだろうなと思いつつ、手軽さが取り柄の食品に手が出る。
 コンビニエンスストアという名前のとおり便利さを追求した代償に、人間のライフスタイルが粗雑になり、食生活にかけるお金も手間ヒマもいよいよ減っている。
 スナック菓子にペットボトル入り清涼飲料、インスタント食品と、体によくないものばかりを飲み食いしている子供たちが、手料理よりもコンビニで売っているような食べものの方を好む傾向も増えていると聞く。
 冬なら白菜がたっぷり入り、タラのだしが出た鍋を家族で囲み、各自が順番にあつあつの豆腐をすくいながら会話を交わし、湯気の立つ御飯に箸をつける。夏なら冷やっことアジの塩焼きに舌つづみを打つ。そんな季節感のある日本の伝統的な夕餉と、一人ですませる食事との違いはどこにあるのだろう。
 それは炊きたての御飯を主食とすることができるかできないか、という一点にあるように思われる。御飯を食べないということは、ほかに味噌汁や野菜の煮物や魚や海藻を食べることもないということである。
 あわただしい現代の都会人には、何を食べるかということよりも、いかに簡単に食事をすませるかということが重要な問題になっていると思われる。
 究極の簡易食といえば、カロリーメイトだ。動くのに必要な熱量と適当な栄養を手軽にとれる。補助食品にすぎない健康食品に頼って、そればかり食べようとする心理とも通ずるところがあるかもしれない。
 少しでも温かいもの、「食事らしさ」をと追求してきた結果、以前のカップラーメンに代表されるインスタント食品からカレーに代表されるレトルト食品をへて、近頃はそばやうどんからスパゲッティやピラフ、さらにもう少し手の込んだメニューまでが出てきて、レパートリーを広げている。
 こうなると、太陽の恵みを受けた食物から得られるはずのエネルギーは、いったいどうやって摂取できるのかと思ってしまう。病気の大部分は食生活の間違いからくるといわれる。
 朝夕の電車の中の人々の顔に生気がないのも、まるでゾンビの群衆を見ているかのような都会の駅での乗降客の周囲に気配りのない様子も、神戸の少年Aがひき起こしたあのおぞましい事件なども、すべて病的な現象であるが、食生活の貧困からして無理もない気がする。
 自然の摂理から見たら、正しい食生活の軌道から外れた当然の結果といえるのかもしれない。
 死んでいるか生きているかわからないような現代日本人が蘇生するには、無農薬の米を主食とする粗食を中心にした食生活に改めていく必要があるのである。
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